WEBデザイナーの需要が今後も伸び続ける2つの理由
WEBデザイナーの需要が今後も伸び続ける2つの理由
現在WEBデザイナーの需要が高まっており、毎年市場規模は増えていっています。でも将来的にはどうなのか？何十年にも渡って食える仕事か？
WEBデザイナーを志しているけれども、そのような不安から二の足を踏んでいる人も多いのではないかと思います。
結論から言うと、
WEBデザイナーは将来に渡っても需要の見込める仕事です。
WEB市場が今後も伸び続けるからです。
この記事では、WEBデザイナーの将来性について書きます。WEBデザイナーを志している方はぜひ最後までお読みください。
WEBデザインの市場が今後も伸び続ける理由
WEBデザインの需要は今後も伸び続けると思われます。それは以下の2 つの理由によります。
- WEB広告市場が今後も伸びる
- WEB製作技術のコモディティ化によって高度なデザイン需要が増える
WEB広告市場が今後も伸びる
テレビ広告とネット広告の規模が逆転した
広告といえばテレビCMだったのは昔の話、2020年にテレビCMとネットCMの市場規模が逆転し、広告媒体のメインストリームはインターネットになりました。
これだけネット広告が伸びているのはテレビや雑誌広告と比べて優れている点があるからです。
それはトラッキングしやすいということ。
トラッキングとはユーザーの行動を補足して分析することです。
ネット広告を使うと「どんな人が」「どのメディアで」「どの広告をクリックし」「どのようにLPを読み」「どのように買ったか」がすべて記録されるのです。
当然、そのデータをまとめて「この商品はこのメディアで宣伝すると売れやすい」とか「この年代層の反応がいい」とか全部わかるわけですね。
多様化した現代社会にはネット広告が有用
テレビの視聴率のような大雑把な指標よりもかなり細かい分析ができる。これがネット広告のメリットです。
現在のように価値の多様化した社会では、テレビによって日本中の人間に同じ情報を一気に拡散するよりも、必要な人のところにピンポイントで情報を届けられる広告のほうが求められます。
よって、今後WEB広告の市場はどんどん伸びていくと思われます。
必然的に広告デザインを担当するWEBデザイナーの需要も伸びていくでしょう。
WEB製作技術のコモディティ化によって高度なデザイン需要が増える
コモディティ化とは？
コモディティとは「日用品」という意味です。転じてコモディティ化とは「あるのが当たり前の商品になること」です。
1950年代にはテレビ、洗濯機、冷蔵庫が三種の神器などと呼ばれ人々の憧れでした。
テレビと洗濯機と冷蔵庫を持っているのが勝ち組の証であり、みんなそれを買うべく必死で働いていました。
でも今そんなのに憧れる人はいませんね。それはテレビと洗濯機と冷蔵庫がコモディティ化し、贅沢品から日用品になったからです。
WEBサイトがコモディティ化している
今、ネット社会ではWEBサイトがコモディティ化しつつあります。
昔はWEBサイトなんて企業が何百万円も費用を投じて作るものでした。
個人や中小企業はせいぜいHTMLをメモ帳に手書きしてダサいホームページを作るのが関の山であり、専門的な技術を使ったオシャレなホームページを持っているだけでそれがブランドの証だったのです。
ところが今は違います。公式ホームページが作りたければWixやペライチ、jimdoを使って数日もあれば無料で作れますし、
数千円も払えばサーバーを借りてワンクリックでWordpressをインストールし、オシャレなテーマを使って本格的なホームページを作れます。
もはや「本格的なホームページを持っている」というだけでは優位性にはならなくなりました。
WEBデザインが高付加価値化
だからこそ、
プロのWEBデザイナーが作った高品質なWEBサイトが付加価値になりえます。
WEBサイトに巨額の投資をすることが難しかった中小企業や個人事業主が自社のWEBサイトを持つようになります。
そのような人たちが他社よりも優位に立つためにUIやUXに精通したWEBデザイナーに仕事を依頼することになるのです。
もちろんWEBデザイナーのほうもphotoshopやIllustratorが使えるというだけではやっていけず、UIUXデザインやWordpress、マーケティング、SEO、LPOなどを勉強する必要があるでしょう。
ですが、WEBデザインの市場自体は拡大し続けます。自らのスキルに付加価値をつけることでまだまだ活躍のチャンスを広げられるのです。
まとめ：WEBデザイナーは今後も伸びる職業です
この記事では、WEBデザイナーの需要が今後も伸びる理由を2つ書きました。
WEB広告市場は今後も伸びますし、WEBサイトがコモディティ化することでWEBサイトデザインの需要も伸びます。
ただ、それにはただカッコいいデザインができるというだけではなく、UIUXやマーケティング、LPOなどの知識が必要になります。
今からWEBデザイナーになる方にとってこれはチャンスです。
今からそういう知識をつけていけば、古参のWEBデザイナーよりも優位に立てると思います。
中でも、未経験の方はWEBデザインコース・フロントエンドコースがいいかと思います。
